第1話 絵コンテ(原画)— 「つぼみ」

モッチャル/サイレント/9:16 縦長/★原画は Seedream 5.0 Pro i2i・線画のみ・6色の色分け
アバン 7 カット / 3.6s 本編 27 カット / 104.5s 総尺 108.1 セリフ 0 原画 3 / 34 済
黒=主線 赤=色面の境界(お腹・斑点) 青=ハイライト 緑=動きの指示 水色=アタリ(生かさない) 橙=カメラワーク

アバン — 冒頭の掴み(0.4〜0.8秒のフラッシュ7連打)

A10.4sアバン
原画 未生成
白い螺旋。何かがねじれている。極大クロース
回収
カット1・14・24。つぼみのねじれた筒だと後で分かる
A20.5sアバン
原画 未生成
緑の細い先端が草から出て、ぴくっと1回動く
かさ
回収
カット3。葉っぱの耳だったと分かる
A30.4sアバン
原画 未生成
黒い目が1つだけ、画面いっぱいに開く。片目のみ(カット3との差別化)
ふす
回収
カット3。同じ動作を引きで見る
A40.5sアバン
原画 未生成
草が一斉に倒れる。主体は映らない
ごう
回収
カット7。風だと分かる
A50.4sアバン
原画 未生成
草の中で白いものが1つだけ光る
ぼす
回収
カット11。仰向けの腹だったと分かる。これが「白の伏線」の起点になる
A60.6sアバン
原画 未生成
短い手足が4本、空を掻いている。体は映らない
ぱた、ぱた
回収
カット11・19。じたばただと分かる
A70.8sアバン
原画 未生成
白い螺旋に、縦の切れ目が1本入る(A1と同じ画・状態だけ違う)
ぴき
回収
カット14・24・25。開花の予告。アバンの最初と最後が同じ物

本編 — 27カット

13.0sM0 なし
原画 未生成
尺の理由
何も起きない時間そのものが掴み。短いと「間」でなく「たるみ」になる
極端なクロース。閉じたつぼみ。先に夕立あとの雨滴が1粒、震え続けるが落ちない
風/遠い蝉
意図
落ちないこと=「まだ」の物理化。落とすと開放になり、つぼみの不確実性が消える
22.5sM0 なし
原画 未生成
尺の理由
情報2つ(座り跡/一発停止)×0.8+余韻
苔に直径12cmの円い座り跡が先にある。緑の塊が減速なし・探索なしで真横に一発停止
かさ
意図
「何かいる」+「毎日いる」。これが伏線①(27で回収)
32.5sM0 なし
v1
v2
尺の理由
目が開く+視線が据わる+息の3手
黒目が2つ、ぱっと開く。視線は最初からつぼみに据わっている(探さない)
耳が落ちきる側でふす
意図
掴み+通い慣れ。息を後ろへ移すだけで、驚き→毎朝の無事確認に反転する
45.0sM1 主題・提示
v1
v2
尺の理由
情報6つ。この90秒で最も密度が高い
引き。群れが咲いた花に顔を埋めている。この子だけ、咲いていないつぼみの前画面奥に小さく人影ひとつ、手の高さに白い塊
むしゃむしゃ(遠く)
意図
種の常識+逸脱+花束の初出(伏線②)。少女も「採る側」だと11秒地点で立つ
54.0sM1 主題・提示
原画 未生成
尺の理由
測る動作は見比べに時間が要る
片耳だけを真上に立て、耳先(16cm)とつぼみ先端(16cm)の高さを並べて見比べる
ふす
意図
「まだ固い」+昨日との差を測っている。13の「もうすぐ」が勘でなく根拠になる
64.5sM1 主題・提示
原画 未生成
尺の理由
選択には「迷って、戻る」の2手が要る。1手では選択にならない
群れの方へ半歩だけ体を向けて止まり、戻って座る。座った跡にぴたりと嵌まる
意図
選択①=食べる生き方を1回断る。断った瞬間に賭けの代価が発生する
74.0sM2 軽快版
原画 未生成
尺の理由
風の到来→回り込みの2段
風。つぼみが激しく揺れる。慌てて風上へ回り込む
ごう/ぱた
意図
手段の第1段=体で塞ぐ(物理)
83.5sM2 軽快版
原画 未生成
尺の理由
失敗は1手。長いと惨めになる
体を精一杯伸ばして壁になるが、まんまるなので両脇を風が抜ける
ごう
意図
笑い+本気の危機(手のひらサイズなので飛ばされる)
93.0sM2 軽快版
原画 未生成
尺の理由
安堵は1手+余韻
風が止む。安堵で耳がぱたっと落ちる
ふぃ
意図
因果の取り違え。風は勝手に止んだのに、自分が止めたと思っている。観客だけが分かる
104.0sM2 軽快版
原画 未生成
尺の理由
伝えようとして、通じず、もう一度やり直す=3手
耳で「払う」のではなく「言おうとする」。設定の会話規約どおり、相手の角度を真似て伝える。通じないので、同じ角度をもっと大きくしてやり直す
ぶん/かさっ
意図
90秒で唯一、言語を使うカット。相手(虫)に言語が無いから失敗する
113.5sM2 軽快版
原画 未生成
尺の理由
転倒+じたばた+虫が去る
勢いあまって転がる。仰向けでじたばた。白い腹が野原の中で1つだけ光る画角にする。虫は勝手に飛び去る
ぼす、ぱた
意図
笑い+伏線③(白が目立つ=13で見つかる理由)
123.5sM2 軽快版
原画 未生成
尺の理由
見比べる動作
起き上がる。接地影の先と、苔のクリアリングの縁を見比べる。影は縁まで2割も届かない
ころ
意図
日時計。苔の縁が目盛りになり、時間経過が背景の演出でなく主役の主観になる
134.0sM3 ピアノ単音
原画 未生成
尺の理由
情報3つ+時間経過の体感
光が傾く。影が伸びる。影の先を目で追う(目盛りとして知っている)。奥に人影、手の高さに白い塊
風/夕方の虫
意図
時間経過+前振り+花束の再提示。昨日は待てなかった、が影の長さで立つ
142.5sM3 ピアノ単音
原画 未生成
尺の理由
1つのことだけ言う
つぼみの先が緩む。目が大きくなる
ぴき
意図
驚きではなく〈的中〉。13の予測があって初めて意味を持つ
155.0sM4 ★止める
原画 未生成
尺の理由
あえて長い。危機は「速く来る」より止められないまま近づくほうが怖い
主役と完全同寸・同色の一匹が草を分けて来る。視線は入場から一度もつぼみを外さない(主役を見ない)。進路の脇20cmにシロツメクサが1つ
草を分ける音
意図
危機+「こっちにもあるのに」。危機が必然でなく誤解の産物だと1カットで分かる
162.5sM4 ★止める
v1
v2
尺の理由
行動は速い
割り込む。両耳をいっぱいに広げる
かさっ
意図
所有の主張。ただし 「この花は俺の」ではなく「このくぼみは俺の」(設定:所有できるのは座り跡だけ)
171.5sM4 ★止める
原画 未生成
尺の理由
フラッシュ。読み取らせない。主役が理解する前に観客も理解できない=同じ速度で焦る
相手が横から回り込む。視線はつぼみに固定したまま、主役を一度も見ない
むしゃ
意図
概念の切れ目。相手は「くぼみは君の」を正しく理解し尊重した上で、「花は誰のものでもない」と判断している
182.5sM4 ★止める
原画 未生成
尺の理由
1つのことだけ
体当たり。1発目に相手が礼儀どおり、揺れが止まるまで動きを止める。2発目以降は無視
ぼす、ぼす
意図
主役が発したのは「やめろ」。相手が受信したのは「挨拶」。作法は完全に届き、内容はゼロで落ちる
191.5sM4 ★止める
原画 未生成
尺の理由
フラッシュ。転ぶのは一瞬。長いと笑いになる。ここは笑わせない
必死すぎて自分が転ぶ。すぐ起きて戻る
ぼす、ころ
意図
手段が尽きた
207.0sM4 ★止める
原画 未生成
尺の理由
刻んだ直後だから、止まった瞬間に時間が伸びて感じる。音楽も画も止まる、90秒で最も何も起きない7秒。被写体は止め、カメラだけ寄る(動けないのに事態は進む)
初めて相手から体をそらす。首がないので体ごとつぼみへ向き直り、以後1.7秒完全静止
かさかさ/音楽なし
意図
選択②=「負けかけている」ではなく「手を出さないことを選んだ」。少女の一点(手を出すのが遅い)と同型。だから21で彼女が動く
217.0sM5 弱奏で戻る
原画 未生成
尺の理由
4段(失敗の一手→硬直→覆い隠す→置く)。1段でも削ると誤解か恐怖のどちらかが消える
少女が指を伸ばして相手をどけようとしかける(0.8s)→2体とも石になる→③手が引き、一輪を抜いて降ろす途中で、つぼみを完全に覆い隠す(0.4s)→④つぼみが再び現れる(無傷)→⑤相手とつぼみのあいだに一輪を置く
衣ずれ/草に置く音
意図
善意は、届く前にまず恐怖として届く。彼女は第一案が効かないことを画で知る=成功が知恵ではなく消去法になる
224.0sM5 弱奏で戻る
原画 未生成
尺の理由
手が消える→復帰→2口→問い、の4段
手が完全に消えてから相手が先に復帰。進み出した鼻先に先に当たったのが一輪だった(解決したのは意図ではなく物の位置)。2口食べ、耳を1枚だけ、主役とは違う角度で止める(0.5s)
むしゃ
意図
この90秒が答えている問い。設定の「違う角度のまま止める=わからない」の逐語的な実装。主役は同じ角度を返さない=答えない
234.0sM5 弱奏で戻る
原画 未生成
尺の理由
硬直が解ける物理時間
理解は無い。巨大な動くものが去って硬直が解けただけ。耳が上がり、ぱたぱた跳ねる。視線は少女の顔ではなく「さっきまで手があった空間」
もちゅ
意図
跳ねるのは「つぼみが無事だった」ことに対して。感謝ではない
245.0sM6 全奏
原画 未生成
尺の理由
選択+開花の2段
一歩下がって座り直す(自発)。その後に少女の吸気が入る。つぼみが開きはじめる
ぴ、ぴき/吸気
意図
選択③。順序が命 — 音が先だと「驚いて下がった」になり、25で少女が受け取る材料が消える
254.5sM6 全奏
原画 未生成
尺の理由
目的地。余韻が要る
花が開ききる。大きな黒目に映る。耳が上がったまま動かない
風/音楽(全奏)
意図
少女が受け取ってよいのは「同じものを見ている」「食べない」まで。理由は最後まで与えない
264.0sM7 余韻→無音
原画 未生成
尺の理由
ゆるむ→落ちる→気づかない、の3段
手がゆるみ、花束が草に落ちる。置いたのではない。開いた花のほうには手を出さない
衣ずれ
意図
結論が出たから置いたのではなく、理由を自分でも言えないまま摘めなくなった。この子は説明できる子ではない(一点=手を出すのが遅い)
276.5sM7 余韻→無音
原画 未生成
尺の理由
1話に1回の最長。寄り→引きの2段+無音の余韻
寄りで始まる。落ちた花束に口をつけて食べる。開いた花は食べない大きく引き。少女は音源を探すが見つけられない(視線が一点で止まらない)。どれがさっきの子か分からない
もしゃ/音楽→グロッケン1音→無音ふぃ〜(出どころ不定)
意図
「見る/食べる」が本人の行動で確定。伏線①回収=明日もあの跡に戻る