5種を同じ地面に、正しい比で並べた。★★輪郭だけで見分けられるかを測るための1枚。★接地の仕方が5種とも違う ── 12点で接地/支えが無い/縁だけで中央に隙間/くぼみに沈む/地面に食い込む。
★まんまる 12cm・280g。★5体で唯一、上端に突起があり、白い腹を持ち、4本足で立つ。★耳は絶対に立てない。
★平たい円盤 幅16×高3.5cm・4g。★★4.6:1。★翼という器官は無く、★体のふち全体が翼。★上がれない、降りることしかできない。★表(日に焼けた薄い青灰)と裏(日の当たらない空色)で色が違う。★下段=平常11cm/怖い9cm/落胆18cm(いちばん広くて低い)/ばつが悪い(ふちを下から折り返して目にかぶせる)。
★薄い逆三角 高4cm・0.9g。★★脚が1本も無い。★必ず何か細いものの先端に一点で噛んでいて、★その支えが同じ画に必ず写る。★触角は横へ、ほとんど水平のV。★★1枚も上を向いていない。
★つぶ 3.5cm・0.3g × ★12匹。★★デザインは1匹の形ではなく「列の形」。★目は横向きで、★正面から見ると顔が無い。★後ろへは行けない。
★くさび 全長58×高36cm・11〜12kg。★前が低く後ろが高い。★★目は後ろの斜面にあり、後ろを向いている ── ★正面に顔が無い。★これから壊すものを一生見ない。★自分が作った跡だけを一日じゅう見ている。★前三分の一だけ色がくすんでいるのは、土を押して摩耗しているから。